2012年に公開された、阿部寛さん、上戸彩さん、北村一輝さん、市村正親さんら主演の映画「テルマエ・ロマエ」。この作品は、浴場設計技師がタイムスリップして古代ローマの公衆浴場に日本の風呂文化を持ち込む、ヤマザキマリさんの漫画を原作としたコメディー映画です。
こちらでは、映画「テルマエ・ロマエ」の中で特定できた温泉ロケ地をご紹介いたします。
①主人公が最初にタイムスリップした銭湯『滝野川 稲荷湯』(東京都)
「テルマエ・ロマエ」で、最初にルシウス(阿部寛さん)がタイムスリップした場所がこちらです。
大正3年創業したという昔ながらの雰囲気が味わえる宮造りの国登録有形文化財の銭湯です。(※温泉ではありません)
浴室は、富士山のペンキ絵が出迎えてくれて、
湯船も、高温、中温、ぬるま湯と3種類の湯船があります。
土日祝には薬湯も実施しているようですよ!
THE銭湯って感じがしますね!!
施設名 | 稲荷湯 |
住所 | 東京都北区滝野川6-27-14 |
電話番号 | 03-3916-0523 |
URL | https://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-560 |
入浴料 | 大人500円(12歳以上) 中人200円(6歳以上12歳未満)小人100円(6歳未満) ※最新情報は各種公式サイトなどでご確認ください! |
営業時間 | 15:00~24;30 |
休業日 | 水曜日 |
➁ルシウスが刃傷を癒した露天風呂『リバティ―リゾート天城荘』(静岡)
静岡県の伊豆河津七滝(かわづななだる)にある「リバティーリゾート天城荘」には、伊豆最大級のパワースポットである大滝を眺めながら浸かれる絶景風呂「河原の湯」があります。
「河原の湯」は、映画ではルシウスが刀傷を治すために連れてこられた場所です。
また、ハドリアヌス帝がルシウスに依頼して造らせたテルマエ(ローマの浴場)は、洞窟の奥に湯船がある「洞穴の湯(ほらあなのゆ)」で撮影されました。
ちなみに、外湯エリアは混浴となっています!!
外湯ご利用の際は必ず水着を着用しましょう。
レンタルも水着300円・ラッシュガード300円・レンタルセット(バスタオル・フェイスタオル・水着)500円とリーズナブルなので、手ぶらで行けちゃいますね!
ぽっちゃりな私には、混浴、水着には抵抗がありますがw
大自然を感じながら滝の飛沫を肌で感じながら入る温泉なんて珍しいのでぜひ入浴してみたいですね!
2023年1月1日にリバティーリゾート天城荘の施設一部より出火するという事故が発生し、現在宿泊営業は休止しているそうです。
2023年2月1日より日帰り温泉のみ営業再開しているようですよ。
施設名 | リバティーリゾート天城荘 |
住所 | 静岡県賀茂郡河津町梨本359 |
電話番号 | 0558-35-7711 |
URL | https://liberty-resort.jp/ |
日帰り温泉定休日 | 不定休 |
日帰り温泉営業時間 | 10:00~16:00 |
日帰り温泉利用料 | 大人1000円 小学生750円 幼児500円 ※期間限定価格 詳しくは公式サイトなどでご確認ください |
③真美の実家として有名に!那温泉郷『北温泉旅館』(栃木)
「テルマエ・ロマエ」の真美の実家として一躍有名になった栃木県にある那須温泉郷「北温泉」。
「秘湯」「雪見風呂」「関東近郊」のキーワードにぴったりはまる温泉で、秘湯の一軒宿ながら、趣の異なる湯船がいくつもあり、湯めぐりが楽しめます。
中でも北温泉の名物と言えば、大きな天狗のお面が印象的な「天狗の湯」(内湯)。映画では、平たい顔族の老人集団が浸かっていたお湯です。
大きな天狗のお面、とても印象的ですよね~
こんな温泉なかなかないので、是非入浴してみたいですね!!
施設名 | 北温泉 |
住所 | 栃木県那須郡那須町湯本151 |
電話番号 | 0558-35-7711 |
URL | https://kitanoyu.wixsite.com/12345 |
日帰り温泉の営業時間 | 8:30~17:30(最終入場16:30まで) |
日帰り温泉の定休日 | なし |
日帰り温泉の利用料 | 大人700円 小学生400円(4歳から) |
ご宿泊料金(1泊2食付 大人1名) | 7700円~ |
ご宿泊料金(自炊宿泊 大人1名) | 4800円~ |
④ルシウスの子どもに水鉄砲でうたれた「箱根小涌園ユネッサン」(神奈川)
神奈川県の箱根湯本温泉に洗う『箱根小涌園(こわきえん)ユネッサン』は、水着で楽しめる日帰り温泉テーマパークです。室内外にさまざまなお風呂があり、箱根の自然を体感しながら家族みんなで1日中遊べます。
室内にあるエーゲ海風のスパ「神々のエーゲ海」は、劇中で「ゆーとぴあ」という名で登場してます。
ここでは、現代日本にタイムスリップしてきたルシウスが、子ども達に水鉄砲で撃たれて再び古代ローマに戻ってしまうシートが撮影されました。
屋外にあるスライダー「ロデオマウンテン」は、ルシウスが古代ローマに戻った後、すべり台を作り、そこで子ども達や元老院が遊んでいるシーンに使われています。
子どもから大人まで楽しめる充実の施設です!
1日中楽しめること間違いなしですね
施設名 | 箱根小涌園ユネッサン(水着エリア) |
住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297 |
電話番号 | 0460-82-4126 |
URL | https://www.yunessun.com/ |
営業時間 | [月~金曜日]10:00~18:00 ※最終入場17:00 [土・日曜日]09:00~19:00 ※最終入場18:00 |
定休日 | なし |
料金 | 1日券 大人2500円、小人1400円 |
⑤ルシウスが飲もうとした足湯『辰の湯』(群馬)
ルシウスが飲もうとした足湯『辰の湯』ですが、
岸権旅館(きしごんりょかん)内にある足湯です。
伊香保温泉(源泉黄金の湯)は、湯中に含まれる鉄分が空気に触れ酸化して独特の茶褐色となるのが特徴の温泉です。
お肌がきれいになる予感しかしませんw
無料なので伊香保石段街散策の際には是非立ち寄りたいですね。
その際は、タオルはわすれずにw
忘れた際は、すぐ向かいのお店でタオル購入できるようです!!
施設名 | 岸権旅館 足湯「辰の湯」 |
住所 | 群馬県渋川市伊香保町伊香保甲48 |
電話番号 | 0279-72-3105 |
FAX | 0279-72-2002 |
営業時間 | 8:00~18:00 |
休館日 | 無休 年に数回休館日あり。期間未定。 |
駐車場 | 「辰の湯」なし |
URL | https://www.kishigon.co.jp/spa/ |
⑥真美の新たな実家 『宝川温泉 汪泉閣』(群馬県)
『宝川温泉 汪泉閣』は、「テルマエロマエⅡ」で真美の実家という設定になった旅館です。
ルシウスと真美が一緒に入浴するシーンもありました。
宝川温泉 汪泉閣で有名なのは、4つある露天風呂で、一番広いもので畳200畳分あり、小さなものでも畳50畳分の広さがあります。
4つの露天風呂の合計は、畳470畳の広さなんだとか。
畳470畳って、いったいどのくらいなんでしょうかw
まったく想像出来ませんが、果てしなく広いことは想像できますねw
ちなみに、宝川温泉 汪泉閣の4つの露天風呂の内3つは混浴ですが、1つは女性専用になっています!
どこも川の流れを眺めながら開放的な気分で入浴することができ、露天風呂好きにはおすすめの旅館です!
日帰り入浴あるので、人気の露天を体験してみたいですね!!
施設名 | 宝川温泉 汪泉閣 宝川山荘 |
住所 | 群馬県利根郡みなかみ町藤原1899 宝川温泉汪泉閣内施設 |
電話番号 | 0278-75-2614 |
URL | https://www.takaragawa.com/ |
営業時間 | 10:00~16:30(最終受付16:00) ※15:00頃までのご入館をおすすめいたします。 |
日帰り入浴料金 | 大人1500円、小人1000円(湯浴み着レンタル込) ※水着の持ち込み不可! |
⑦エンドロールの入浴シーン「法師温泉・長寿館」(群馬)
法師温泉・長寿館は、「テルマエ・ロマエ」で倒れているルシウスに真実が声を掛けるシーンや2人が一緒に入浴しているという印象的なエンドロールのシーンが撮影されました。
法師温泉・長寿館は、創業140周年、本館も別館も国の有形文化財という貴重な建物です。
長い歴史をもつこの旅館にも多くの文人墨客も宿泊しています。
法師温泉・長寿館で一番有名な湯舟は「法師の湯」という混浴大浴場です。
バスタオル禁止の混浴ですが、女性専用時間が設けてあるので女性も安心して利用できます。
日帰り入浴利用の方は、お風呂掃除等で営業時間内や定休日以外でも急に利用不可になる場合もあるそうなので事前に電話して確認するとよいかもしれません。
法師温泉 長寿館は、「テルマエ・ロマエ」のみならず、古くは国鉄のポスターの撮影も行われました。
源泉が足元から湧きあがっている稀有な湯船で、温泉マニアも絶賛するおすすめの温泉です。
施設名 | 法師温泉 長寿館 |
住所 | 群馬県利根郡みなかみ町永井650 |
電話番号 | 0278-66-0005 |
日帰り入浴営業時間 | 11:00~13:30 ※利用は14:00まで |
日帰り入浴の定休日 | 水曜日、年末年始 |
宿泊料(1泊2食付・2名利用時) | 12100円~ |
日帰り入浴料金 | 大人(中学生以上)1500円 こども(3歳~小学生まで)500円 |
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まとめ
今回は、映画「テルマエ・ロマエ」に登場する温泉ロケ地をご紹介してきました。
「テルマエ・ロマエ」の撮影は日本各地さまざまな場所で行われていることがわかりました。
阿部寛さんになった気持ちで、温泉ロケ地巡りをするのも楽しいと思いますw
温泉で癒される旅をしませんか?
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