子どもを叱る時は、分かり易く、短く、シンプルにが鉄則ですが
叱っている時は、ボルテージも上がっていつもより1.5倍の速さで喋って
しまったり、曖昧な表現で伝えたりしていませんか?
何回叱っても、全く言うことを聞かない!と嘆いているお母さん((+_+))
もしかしたら、子どもに響いてないんではなくて
伝わってないのかもしれません、、、。
これからお母さん達が叱っている、意味不明な言葉を紹介します。
あなたは、何個ぐらい当てはまりますか?
無意識に使っている、意味不明な言葉たち
- 「ちゃんとしなさい」
- 「しっかり前を見なさい」
- 「きちんとしなさい」
- 「集中しなさい」
- 「お行儀悪くしないの」
- 「真面目にやりなさい」
- 「いい加減にしなさい」
上記の言葉、よく使ってませんか?
子どもを年中無休で叱っているのに、全然言うことを聞かないと嘆いて
いる人も多いのですが、おそらくこれらの言葉は、
子ども達の左耳から右耳へと抜けています(笑)
人生経験の浅い子どもに「しっかり」「ちゃんと」などの
曖昧な表現で言ってもお母さんの意図が伝わる事はありません。
次のように言い換えて伝えてみましょう。
子どもに伝わる、声のかけ方
×「しっかり前を見なさい!」 → 〇「お母さんの顔を見て」
×「ちゃんとしなさい」「きちんとしなさい」→ 〇「背中をピンと伸ばそう」
× 「落ち着きなさい」 → 〇「3時になるまで座っていよう」
×「お行儀悪いでしょ」 → 〇「ひじは机の下におろしてね」
×「順番を守りなさい」 → 〇「ブランコは愛ちゃんの次ね」
×「早く片付けなさい」 → 〇「あと100数える間に片付けよう」
×「静かにしなさい」 → 〇「小さな声で」
×「走らないの」 → 〇「ゆっくり歩こうね」
×「いつまで寝てるの」 → 〇「7時だから起きよう。おはよう」
子どもだって、叱られたのに、ただ無視しているわけではありません。
何をすればいいかが具体的にわからないから、行動に移せないのです。
そして、ヒステリックに命令形や否定形を使わない事、怒鳴らない事も大切です。
頭ごなしに叱って、子どものモチベーションを下げることのないようにしましょう。
まとめ
親は子どものことを思って叱っていることも
子どもにとっては「何でお母さんは怒ってるんだろう?」とだけ感じ
大事な怒られた内容まで入っていないのが現状です。
伝えたいことは、相手の目を見て、できるだけ分かり易く伝える事が
大切な事だと思います。
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