「明日は、漢字のテストがあるから嫌だーーー!!」
と絶叫していたのに
しばらくすると、一生懸命勉強を始めた息子!!
さあ、テストの結果はどうだったでしょうか?
100点満点の55点。
親としてはもうちょっといけたんじゃないかなっと思ってしまう
ところですが、、、
あなたなら、子どもに何と声をかけますか?
子どもの立場と自分の立場で考えてみよう
「頑張って勉強したのに、何でこんな点を取ってくるの!」
「お母さんは悲しい!恥ずかしい!」
「せっかくの努力が水の泡じゃない!」
こんなひどい言葉をかけてしまっては、
一気にモチベーションダウンです。
「もう二度と勉強なんかしない!」
と意固地になってしまいます。
まるでお母さんを喜ばせるために勉強しているかのような、おかしな言葉です。
「悪い点数とってごめんなさい。」
と謝らせている人は、子どもに心理的虐待をしているのと同じことだと思います。
自分が一生懸命ダイエットをしているのに体重が減らないのはよくて
子どもが一生懸命勉強してよい点数が取れないのはダメなのは
おかしな話ではないでしょうか?
「一生懸命ダイエットしてるのに、何で痩せないんだ?」と聞かれてイラっと
した経験がある方はわかると思いますが、そんな言葉をかけ続けていると
子どもは完全にやる気をなくして、せっかくついた僅かな学力も、
どこかへ吹っ飛んでしまします。
「努力は報われる」とは思わない
世の中、努力しても報われないこと、頑張ったのに結果が伴わないことは
沢山あります。
ですから、「努力は必ず報われる」という価値観を、必要以上に植え付けない
ようにしましょう。
結果が出なくても、努力したことが無意味になるわけではありません。
テストのための勉強は、合格ラインに到着しなくても、相応の学力が
付いた点で報われています。
過程を認めるのが親の役目
誰のためでもない、子ども自身が未来を切り拓くために勉強するのです。
親は、「残念だったね。でも、頑張って勉強していたから感心していたんだよ」
と頑張った過程を認めてあげれば充分です。
結果が伴わなかった時や、失敗していまった時こそが、子どもが大きく
成長するチャンスです。そして、努力しても報われなかったという小さな挫折体験が、
タフな精神を作り、人生を切り拓く強い武器になります。
悪い点を取ってきても、決して叱らないようにしましょう。
まとめ
子どもは、親の所有物ではありません。
子どもと同じ目線に立って考えることで声のかけ方も変わってくると思います。
過程を認めてあげることで、子どもを傷つけることなく
成長させていけます!!ぜひ、過程を認める声掛け挑戦してみてください!!
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